一般社団法人GAYA

ソーシャルビジネスの実践

―2006年ノーベル平和賞:ムハマド・ユヌス博士が実践するソーシャルビジネスに学ぶ―

地域市民事業の創造と雇用の創出プロジェクト

―社会的な問題の解決が事業の目的―
―補助金・寄附を受けず収益をあげて持続・自立できる社会的事業の実践―
―貴方の行動を待っている実社会の解決すべき問題とは―

まずニーズを見つけ出そう!・・・
まわりを見渡し、何に憤りを感じるか自問してみよう!
何を変えたいか!・・・
それが分かったら問題の根本原因を探ろう!・‥
満たすべき重要なニーズとは!‥・
それを自分の能力や才能と照らしてみて‥・
まず少人数のグループで解決に挑戦してみよう!

サムネール

地域の問題に目をとめ、「こうやって問題を解決しようと思った人はいるのだろうか」と考え、それを実行に移すだけでよい。地域の小さな解決策が、世界規模の解決策の「新種」になることだってあるのだ。

ソーシャルビジネスは壮大な学習プロセスであり、それは人びとに生まれ変わるチャンスを与えるだろう。

ひとたびソーシャルビジネスの世界に飛び込めば、今までにない行動や思考をしていることにたちまち気づくだろう。

新たな問題が起こるたびに、さびついていた頭や心の筋肉を使わざるを得なくなるだろう。するととっくに忘れかけていた過去の体験が急に重要で役立つものに感じられてくる。

ソーシャルビジネスのメガネをかけると、今まで見えなかったものが見えてくる。そして利益にとらわれたロボットではなく多次元的な人間へと少しずつ近づいてくるだろう。

ビジネスの目標は、利潤の最大化ではなく、人びとや社会を脅かす貧困、雇用、教育、医療、介護、健康、環境といった問題を解決することである。

この世に生を受けたすべての人びとは、自立する能力だけではなく、世界全体の福祉に貢献する能力を備えている。

植えた種が問題ではない土壌が問題だ社会問題を解決し、実現する環境を整えれば人びとはエネルギーと創造力を解き放つであろう。